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金堂

金堂は伽藍の中心となるお堂で、青龍寺で行われる多くの儀式がここで執り行われます。本尊は昭和大仏と同じ大日如来(胎蔵界)。

「おんあびらうんけん」とご真言を唱えてお参り下さい。

裏廊下には高野山に伝わる国宝を模写した「阿弥陀聖衆来迎図」、須弥壇西端には昭和大仏原型製作者、江里宗平仏師の手による「みかえり阿弥陀像」をお祀りしております。

落慶 平成4年9月13日
資材 天然青森ヒバ
間口奥行 11間×12間
本尊 大日如来
安置仏 薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来、不動明王、
愛染明王、虚空蔵菩薩、毘沙門天、真言八祖絵図、両界曼荼羅掛け軸
寺宝 両界刺繍大曼荼羅(8/13~16ご開帳)、阿弥陀聖衆来迎図、みかえり阿弥陀
設計施工 大室建築 大室勝四郎

金堂の安置仏

八間にわたる幅広い内陣の須弥壇には、本尊大日如来を中央にして薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来と五体の如来像が並び、更にその外側に見返り阿弥陀、虚空蔵菩薩、不動明王、愛染明王、毘沙門天、吉祥天が安置されております。

ご真言

大日如来(胎蔵界) おんあびらうんけん
薬師如来 おんころころせんだりまとうぎそわか
宝生如来 おんあらたんのうさんばんばたらく
阿弥陀如来 おんあみりたていぜいからうん
釈迦如来 のうまくさまんだぼだなんばく
虚空蔵菩薩 のうぼうあきゃしゃきゃらばや おんありきゃまりぼりそわか
不動明王 のうまくさんまんだばざらだん せんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
愛染明王 おんまからぎゃばぞろしゅにしゃ ばざらさとばじゃくうんばんこく
毘沙門天 おんばいしらまんだやそわか
吉祥天 おんまかしりやえいそわか

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聖徳太子絵図と十七条憲法

kindo3飛鳥時代、推古天皇の下で摂政として国造りに邁進した聖徳太子は、中国大陸や朝鮮半島から入ってきたばかりの仏教を篤く信仰し、国造りの要として仏教を取り入れています。594年「三宝興隆の詔」を出して仏教を奨励し、四天王寺や法隆寺、中宮寺、広隆寺など多くの寺院が建立されました。またわが国初の成文法「十七条憲法」を制定し、「二に曰わく。篤く三宝を敬え。三宝とは仏、法、僧なり。」と、仏教を第二条に据えております。また勝鬘経、維摩経、法華経を注釈した「三経義疏」を著し仏法興隆に尽くされました。

真言八祖絵図

金堂写真真言宗では、密教の教えをインドから中国を経て日本へ伝え弘められた八人の祖師を真言八祖、八祖大師、伝持の八祖と称して堂内左右の壁面にお祀りします。

第1祖 龍猛菩薩 (りゅうみょうぼさつ)
第2祖 龍智菩薩 (りゅうちぼさつ)
第3祖 金剛智三蔵 (こんごうちさんぞう)
第4祖 不空三蔵 (ふくうさんぞう)
第5祖 善無畏三蔵 (ぜんむいさんぞう)
第6祖 一行阿闍梨 (いちぎょうあじゃり)
第7祖 恵果和尚 (けいかかしょう)
第8祖 弘法大師 (こうぼうだいし)

ご宝号

真言八祖 南無八大高祖(なむはちだいこうそ)
弘法大師 南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)

寺宝阿弥陀聖衆来迎図、釈迦成道図、胎蔵界大日如来図像

高野山に伝わる国宝を模写した「阿弥陀聖衆来迎図」と、釈迦成道図、胎蔵界大日如来図像を内陣裏側の廊下にお祀りしております。

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寺宝みかえり阿弥陀像

京都永観堂ご本尊、国宝「みかえり阿弥陀」を模刻したこの像は、昭和大仏原型製作者である江里宗平仏師の手によるものです。何ともありがたい柔和なお姿です。kindo8

開山時間

  • 4月~10月: 午前8時から午後5時30分
  • 11月~3月: 午前9時から午後4時30分
  • 年中無休 無料駐車場(300台収容)

参拝料

  • 大人(大学生以上): 400円
  • 小人(小学生以上): 200円
  • 大人団体割引15名以上: 大人350円、小人150円

東北三十六不動尊霊場会第十八番札所
全仏山 青龍寺

〒030-0935 青森市大字桑原字山崎45
TEL 017-726-2312 Fax 017-726-2124

津軽弘法大師霊場会第十六番札所
高野山青森別院

〒030-0935 青森市大字桑原字山崎45-2
TEL 017-726-1300

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