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高野山青森別院
青龍寺伽藍の中で唯一朱に塗られたお堂です。本尊に真言宗の開祖、弘法大師空海をお祀りしているため、大師堂とも呼ばれております。昭和23年に織田隆弘師が創建。元々は青森市茶屋町にありましたが、境内地が狭隘であったため、昭和53年に将来の移転先として桑原の地を譲り受けました。 その後、青龍寺の境内地として昭和大仏、金堂、五重塔など伽藍を整備し、平成10年に旧茶屋町より高野山青森別院を移転復興しました。青龍寺伽藍が生まれる種となったお寺です。 2階は常時写経道場として開放し、多くの方々に気軽に写経を体験して頂いております。 また、各種祈願や供養の祈りの場ともなっております。 1階は永代供養の納骨堂として大切なお骨を安置し、祈りを捧げる場となっております。
落慶 | 平成10年6月21日 |
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資材 | 二階 天然青森ヒバ |
一階 | 鉄筋コンクリート |
安置仏 | 2階:阿弥陀如来、地蔵菩薩、不動明王、聖天、稚児大師 1階:大日如来、十一面観音菩薩 |
設計施工 | 大室建築 大室勝四郎 |
高野山青森別院の安置仏
2階安置仏ご真言及びご宝号
弘法大師(本尊) 稚児大師 |
南無大師遍照金剛 |
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阿弥陀如来 | おんあみりたていぜいからうん |
地蔵菩薩 | おんかかかびさんまえいそわか |
不動明王 | のうまくさんまんだばざらだん せんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん |
聖天 | おんきりくぎゃくうんそわか |
1階安置仏ご真言
大日如来(胎蔵界) | おんあびらうんけん |
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十一面観音菩薩 | おんまかきゃろにきゃそわか |
日日影向文
内陣の柱四本にそれぞれ墨書を彫った柱聯(チュウレン)を掲げております。これは「日日影向(ニチニチヨウゴウ)文」と呼ばれ、高野山の大門にはこの内、後半の2枚が掲げられております。
- 卜居於高野樹下 (居を高野の樹下に卜し)
- 遊神於兜卒雲上 (神を兜卒の雲上に遊ばしむ)
- 不闕日日之影向 (日々の影向を闕かさず)
- 検知處處之遺跡 (處々の遺跡を検知す)
高野山には弘法大師が今尚、奥の院において定に入り、衆生済度の祈りを続けられているという入定留身(ニュウジョウルシン)の信仰が伝わっております。「日日影向文」はこの信仰を裏付ける文として知られており、「弘法大師が高野山の樹下に身を留め、魂は弥勒菩薩の浄土である兜卒天の雲上に遊行し、毎日欠かすことなく、大師に縁ある遺跡に影向し検知する」という内容です。
※【影向】神仏が現れること
- 4月~10月: 午前8時から午後5時30分
- 11月~3月: 午前9時から午後4時30分
- 年中無休 無料駐車場(300台収容)
- 大人(大学生以上): 400円
- 小人(小学生以上): 200円
- 大人団体割引15名以上: 大人350円、小人150円
東北三十六不動尊霊場会第十八番札所
全仏山 青龍寺
〒030-0935 青森市大字桑原字山崎45TEL 017-726-2312 Fax 017-726-2124
津軽弘法大師霊場会第十六番札所
高野山青森別院
〒030-0935 青森市大字桑原字山崎45-2TEL 017-726-1300